
インテル・ミラノ(Inter Milan)の補強リストに、コストゼロの大物が再浮上した。リンテリスタ(L'Interista)によれば、ネラッズーリはボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のドイツ代表MFユリアン・ブラント(Julian Brandt)への関心を再燃させている。29歳のプレーメーカーは今年6月に契約が満了し、ドルトムントとの延長交渉は決裂。フリー移籍で獲得可能な状態だ。今季36試合で11得点3アシスト、手取り年俸350万ユーロ——そしてクリスティアン・キヴ(Cristian Chivu)監督が来季導入を計画する3-4-2-1の「2」の位置に、ブラントの万能性がぴたりとはまる。
ブラントは2019年にバイヤー・レヴァークーゼン(Bayer Leverkusen)からドルトムントに移籍し、6シーズンで300試合以上に出場した。ブンデスリーガ(Bundesliga)を代表する攻撃的MFの一人であり、今季も36試合11得点3アシストという安定した数字を残している。
ドルトムントとの契約延長交渉は不調に終わり、6月のフリーエージェント化が確定している。インテルは以前からブラントを補強候補としてリストアップしていたが、今回改めて具体的な関心を示した。手取り年俸350万ユーロはインテルの給与体系に十分収まる水準であり、移籍金がゼロという条件と合わせれば、マロッタ(Beppe Marotta)が得意とするフリー移籍の典型的な案件だ。
ブラントの最大の魅力は、中盤と攻撃の複数ポジションをこなせる柔軟性にある。キヴ監督が来季3-4-2-1へのフォーメーション変更を計画していると報じられるなか、2シャドーの位置でプレーできるブラントは戦術的にも理想的なプロフィールだ。トップ下、インサイドハーフ、ウイングと幅広い起用が可能であり、新システムへの移行期に「どこでも計算が立つ」選手の価値は高い。
※本記事には直接引用可能な発言は含まれていない。
キヴが来季3-4-2-1の導入を検討しているという情報は、インテルの補強戦略全体に新たな光を当てる。これまでの3-5-2を前提とした補強候補の議論——コネのボックストゥボックス、ホイビュアの守備的MF、ペローネのレジスタ——に加え、2シャドーという新たなポジションが生まれることで、ブラントのような攻撃的MFの需要が生じた。3-4-2-1であれば、ディアビ(Moussa Diaby)やエンドイェ(Dan Ndoye)のようなウインガータイプの獲得理由も説明がつく。フォーメーション変更は単なる陣形の話ではなく、補強計画の根幹を左右する戦略的決断だ。ブラントの名前が再浮上したタイミングと3-4-2-1の報道が重なったのは、偶然ではないだろう。
ブラントの獲得条件は、今夏のインテルが抱える大規模な資金需要を考えれば極めて魅力的だ。移籍金ゼロ、手取り年俸350万ユーロはクラブ負担でも約650万ユーロ程度であり、チャルハノール(Hakan Calhanoglu)やバレッラ(Nicolo Barella)の半分以下だ。コネに4000万ユーロ、ソレに2500万ユーロ、パレストラにも相応の金額を投じる夏に、ブラントをフリーで加えられれば、予算を圧迫せずに攻撃の質を上積みできる。テュラム、チャルハノール、ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)に続くマロッタの「フリー市場の名人芸」が、ブラントで再び発揮される可能性がある。29歳という年齢は長期投資にはならないが、2〜3年の即戦力としては十分な計算が立つ。
ブラントのブンデスリーガでの実績は申し分ないが、セリエAへの適応は別の話だ。パヴァール(Benjamin Pavard)がバイエルンからインテルに来て期待を下回った前例は記憶に新しい。ただしブラントの場合、パヴァールとは状況が異なる。フリー移籍のためインテルに経済的リスクがほぼなく、適応に時間がかかっても「損失」が限定的だ。さらに3-4-2-1の2シャドーはブンデスリーガでもドルトムントが採用してきたシステムに近く、戦術的な断絶は比較的小さいと考えられる。キヴ自身がルーマニア出身でドイツサッカーの特性を理解していることも、ブラントの適応を助ける要素になり得る。
移籍金ゼロ、年俸350万ユーロ、36試合11得点のプレーメーカー。ブラントの条件は、大型補強の予算が逼迫するインテルにとって見逃せない掘り出し物だ。3-4-2-1の新システムにブラントが組み込まれるとき、来季のサン・シーロは全く新しい景色を見せるかもしれない。
記事タイトル: Report – Inter Milan Rekindle Interest In Outgoing Borussia Dortmund Playmaker
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/04/13/inter-milan-rekindle-interest-bvb-star-julian-brandt/
公開日: 2026/4/13
※ この記事は引用元の情報を要約・翻訳し、独自の分析・感想を加えたものです(著作権法第32条に基づく引用)
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年4月13日
© 2025 nero15.dev. All rights reserved.