
ピッチ上での好調(セリエA首位)に続き、経営面でも素晴らしいニュースが飛び込んできました。オークツリー・キャピタルによる買収から約1年、インテルがついに「黒字」への転換を果たしました。かつての巨額赤字から劇的なV字回復を遂げ、クラブの財政はかつてないほど健全化しています。
『La Gazzetta dello Sport』(FCInter1908経由)によると、2025年6月30日に終了した会計年度において、インテルは3540万ユーロ(約57億円)の純利益を計上しました。 2024年に蘇寧(Suning)グループから経営権を引き継いだオークツリーの下で、クラブは初めての黒字決算を達成。厳格なコスト管理と収益増加策が実を結びました。
重要ポイントまとめ:劇的な改善
純損益の推移:
2020/21シーズン:2億4560万ユーロの赤字(過去最悪レベル)
2023/24シーズン:3570万ユーロの赤字(改善傾向)
2024/25シーズン:3540万ユーロの黒字(達成!)
収益の急増:
総売上高は**5億5260万ユーロ(約880億円)**に急増。
要因:チャンピオンズリーグでの好成績に加え、夏に行われたFIFAクラブワールドカップによる収益(約3140万ユーロ)が大きく寄与しました。
負債の削減:
債券による資金調達(リファイナンス等)を活用し、クラブの負債を4億1500万ドルから3億5000万ドルへと削減することに成功しました。
"Inter Milan reported a loss of €245.6 million in the 2020/21 season. ... After a slight loss of €35.7 million in 2023/24, the Nerazzurri finally turned a profit last season. ... Moreover, revenues soared to €552.6 million, largely thanks to Inter’s impressive results in the UEFA Champions League." (日本語訳) 「インテルは2020-21シーズンに2億4560万ユーロの損失を報告していた。……2023-24シーズンに3570万ユーロのわずかな損失を出した後、ネラッズーリは昨シーズンついに利益へと転換した。……さらに、UEFAチャンピオンズリーグでの印象的な結果のおかげで、収益は5億5260万ユーロに急増した」
数年前まで「売らなければ生き残れない」自転車操業だったインテルが、主力を維持しながら黒字を出せる体質に生まれ変わりました。これはマロッタ会長の手腕と、オークツリーの規律ある経営方針の賜物です。FFP(ファイナンシャル・フェアプレー)の制限に怯える日々は過去のものとなりつつあります。
「利益が出た」という事実は、今後の補強戦略や契約延長交渉(例:ムヒタリアンやラウタロら)において、クラブが強気に出られることを意味します。無理な売却の必要性が減り、純粋に戦力強化のための投資が可能になる好循環が生まれています。
2025年夏に開催された拡大版FIFAクラブワールドカップからの約3140万ユーロという臨時収入が、黒字化の最後の一押しとなりました。ビッグクラブが過密日程を嘆きながらもこの大会に参加する意義が、この数字にはっきりと表れています。
暗いトンネルを抜け、インテルは「勝って、稼げる」真のビッグクラブへと進化しました。オークツリーがもたらした「財政的ルネサンス(再生)」は、新スタジアム計画とともに、ネラッズーリの未来を明るく照らしています。
記事タイトル: Financial Renaissance – Inter Milan Thrive Under Oaktree Management as Annual Balance Sheet Jumps From -€245m To +€35m
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/02/05/inter-milan-enjoy-financial-renaissance-oaktree-management/
公開日: 2026/2/5
※ この記事は引用元の情報を要約・翻訳し、独自の分析・感想を加えたものです(著作権法第32条に基づく引用)
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に、AI・IT技術やサイト運用ノウハウも発信しています。
最終更新: 2026年2月5日
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