
インテルで出場機会を得られず、去就が注目されていた若手DFトマス・パラシオス。数週間にわたる不透明な状況がついに解決した。行き先は母国アルゼンチンのエストゥディアンテス。インテルのレジェンドでもあるフアン・セバスティアン・ヴェロン会長が直接交渉に乗り出し、ついに若き才能を説得することに成功したようだ。
ジャーナリストのセサル・ルイス・メルロ氏およびジャンルカ・ディ・マルツィオ氏(FCInterNews経由)によると、インテルはトマス・パラシオス(Tomas Palacios)の移籍について、アルゼンチンのエストゥディアンテスと合意に達した。 パラシオスはこれまで複数のオファーを拒否していたが、エストゥディアンテスのフアン・セバスティアン・ヴェロン会長(元インテルMF)との直接会談を経て、ラ・プラタ(エストゥディアンテスの本拠地)への移籍を承諾した。明日にもアルゼンチンへ向かう予定だ。
重要ポイントまとめ
契約形態
1シーズンのローン移籍。
買取オプション付き(Option to buy)。
金銭条件
買取オプションの金額は、**600万〜700万ユーロ(約9.6億〜11.2億円)**の間になると報じられている(Di Marzio情報)。
移籍の背景
出場機会ゼロ:パラシオスは今季、インテルで出場時間を得ることができず(Not able to pick up any minutes)、成長が停滞していた。
本人の意向:当初は移籍に難色を示していたが、最終的に母国での武者修行を受け入れた。
ヴェロンの存在:インテルと太いパイプを持つヴェロン会長の介入が、取引成立の決め手となった。
"Inter finalised terms with Estudiantes following direct talks with club president Juan Sebastian Veron. ... The Argentine was not able to pick up any minutes for Inter and a loan move will be best for all parties." (日本語訳) 「インテルは、フアン・セバスティアン・ヴェロン会長との直接交渉を経て、エストゥディアンテスとの条件をまとめた。……このアルゼンチン人(パラシオス)はインテルで出場時間を得ることができておらず、ローン移籍はすべての当事者にとって最善の策となるだろう」
この取引の鍵は、間違いなくフアン・セバスティアン・ヴェロンだ。インテルの元選手であり、現在はエストゥディアンテスの会長を務める彼が、古巣の窮状(若手が出れない問題)を救う形で手を差し伸べた。 ヴェロンが直接口説いたことで、移籍を渋っていたパラシオスも「ここなら成長できる」と確信できたのだろう。インテルとエストゥディアンテスの友好関係が実を結んだ形だ。
パラシオスは素材としては魅力的だが、現在のインテルのDFライン(バストーニ、ビセックら)に割って入る隙はなかった。ベンチで飼い殺しにするより、実戦経験を積ませる方が市場価値の維持・向上につながる。 もしエストゥディアンテスが活躍して買取OPを行使すれば、600万〜700万ユーロという悪くない移籍金が入る。行使されなくても、成長して戻ってくれば戦力として再評価できる。リスクの少ない取引だ。
「インテルで1分も出られなかった」という現実は重いが、まだ若い。母国リーグは若手が育つ土壌として最適であり、ここで自信を取り戻せば、欧州再挑戦のチャンスは必ず巡ってくる。 まずはコンスタントに試合に出ること。それが彼にとっても、保有権を持つインテルにとっても最優先事項だ。
「出場ゼロ」の呪縛から解き放たれ、パラシオスは母国へ帰る。そこには偉大な先輩ヴェロンが待っている。この武者修行が「都落ち」になるか、それとも「飛躍の助走」になるか。アルゼンチンからの吉報を待ちたい。
記事タイトル: Inter Milan & Argentina Youngster Reaches Loan Agreement With Estudiantes
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/01/24/inter-palacios-estudiantes-loan-deal/
公開日: 2026/1/24
※ この記事は引用元の情報を要約・翻訳し、独自の分析・感想を加えたものです(著作権法第32条に基づく引用)
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に、AI・IT技術やサイト運用ノウハウも発信しています。
最終更新: 2026年1月25日
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