Nano Banana Pro を使って記事のサムネイル生成をしてみたら結構良かった話

Google の画像生成モデル「Nano Banana Pro」を使って、記事向けのサムネイル生成を試してみた。 普段の記事制作でサムネイルを用意するのが面倒なことも多く、実用レベルで使えるならワークフロー改善につながるのでは、という狙いだ。
社内でも「背景生成を Nano Banana Pro に任せても問題ない」という話を聞いたので、ちょうど良い機会だと思い試験的に導入してみた。
Nano Banana Pro の生成条件と前提
今回の生成における条件は以下の通り。
- 画像サイズ:1920 × 1080 px
- ファイルサイズ制限:500kb 以下
- テイスト:記事サムネイルに耐えるレベルのクリーンな構図
- ユースケース:ブログ記事のトップ画像
軽量なモデルでありながら、高解像度での生成と構図指定がそこそこ効くため、サムネイル用途では実用ラインに届くかどうかを検証した。
試してみたプロンプトの流れ
まずは単純に「記事用のサムネイルを作る」という目的でスタートした。 初回は以下のように、かなり素朴なプロンプトから始めた。
スポーツ × IT を扱う記事のサムネイル画像。
1920 × 1080 px。
余計な装飾は少なめで、シンプルな構図。
画像サイズは500kb以下。
ここから数回調整を繰り返し、背景のバリエーション、色味、配置などを微調整していった。 背景をモデルに生成させることについては社内確認済みだったため、そのまま背景生成も任せている。
特に問題だったのは「情報量が多くなると構図が散らかる」という点で、スタイル指定を少し強めに出すことで改善した。
追加で行ったユニフォームのドット絵生成実験(参考)
今回のサムネイル生成とは別に、Nano Banana Pro のスタイル調整力を確認する目的で、インテル・ミラノのユニフォームを題材にしたドット絵生成も試した。
初期プロンプト:
インテルミラノのユニフォームをドット絵で作ってくれない?
そこから、古いサッカーゲーム風の質感に寄せるために調整:
もう少し昔のゲームに寄せた雰囲気で。
ダヴィデ・フラッテージ(背番号16)で生成。
さらにスポンサー修正:
今は Pirelli ではなく betsson。現行スポンサーに変更して。
ドット絵の方向性は比較的コントロールしやすく、スポンサーや背番号が反映されることも確認できた。
作業スクショ



ぱっと見フルサイズでダウンロードしか選択肢がなくて5MBくらいの画像しかダウンロードできないので詳細に遷移して画像を保存しましょう
実際に利用している「最終プロンプト」
記事サムネイル生成については、複数回の試行を踏まえて以下のプロンプトに落ち着いた。 実際にブログ制作のワークフローで利用しているものをそのまま記載する。
スポーツ × IT を扱うブログ記事のサムネイル画像を生成。
1920 × 1080 px。出力は500kb以下で軽量。
構図はシンプルで、記事タイトルを後から上に載せやすい余白を確保する。
背景は落ち着いた抽象的なパターンで、スポーツ系とテック系が混ざった印象を与えるもの。
過度な装飾や人物の描画は不要。
色味は寒色系をベースにして視認性を確保する。
Web のトップ画像として使用することを前提に最適化。
必要に応じて色味やスタイルだけ差し替えて使っている。
所感
結論として、Nano Banana Pro は記事サムネイル生成には十分に使える。 特に「1920×1080 の決まった構図」「清潔感のある背景」「テキストを載せる前提」など、サムネイル特有の制約に対して、比較的素直に応じてくれる点が良かった。
ドット絵のような癖のあるスタイルを試しても崩れにくいあたり、スタイル調整が効きやすいモデルだと感じる。
ワークフロー上、「記事を書く → サムネイルを用意する」という工程で負荷が高い部分を補完できる可能性があり、実用度は高い。
最終更新: 2025年11月29日
