
2026年の年始早々、インテルの補強劇がクライマックスを迎えようとしている。サウジアラビアのアル・ヒラルとの間で、ジョアン・カンセロのレンタル移籍に関するクラブ間合意に達したとの報道が入った。最大の懸案事項であった高額年俸について、アル・ヒラル側が大幅な負担を受け入れる姿勢を見せており、あとはカンセロ本人が「YES」と言うのを待つだけの状態となっている。今回は、判明した驚きの給与負担割合と、この取引の裏で動くベテランDFたちの去就について分析する。
SportMediaset(FCInterNews経由)によると、インテルとアル・ヒラルはカンセロのレンタル移籍の大枠で合意に至った。 サウジ側はこの問題を早期に解決したい意向を持っており、移籍を実現させるためにカンセロの残りの給与の大部分を負担することを受け入れた。
具体的な金銭条件は以下の通りだ。
インテルが負担する300万ユーロは、年俸換算でネット600万ユーロ相当となる。これはラウタロ、バレッラ、チャルハノールに次ぎ、テュラムと並ぶチーム内高給取りの部類に入るが、半年限定であれば十分に許容範囲内だ。
現在、最終決定権はカンセロ本人にある。彼は欧州復帰を熱望しているものの、古巣バルセロナへの愛着も隠していない。ユベントスへの復帰は可能性が低い中、インテルはミラノこそが最適な場所であると説得を続けている。
ここでは、この好条件を引き出した背景と、同時に進行している別の交渉について解説する。
半年で300万ユーロという出費は、インテルにとって「バーゲン価格」だ。 ドゥンフリース不在の穴を埋めるために、世界最高峰のサイドバックをこの金額で借りられるなら、マロッタCEOの交渉は大勝利と言える。アル・ヒラルがここまで譲歩したのは、高給取りでモチベーションを失った選手を抱えておくリスクよりも、少しでもコストを削減して枠を空けたいという思惑があるからだ。
合意報道が出ても即決とならない理由は、カンセロの心にバルセロナがあるからだ。 しかし、バルセロナの財政状況は依然として厳しく、インテルと同じ条件(あるいはそれ以上)を出せるかは不透明だ。インテルは「CLでの競争力」と「セリエA首位」というプロジェクトの魅力を武器に、彼の迷いを断ち切る必要がある。「バルサからの電話を待つより、インテルでタイトルを獲ろう」という口説き文句が響くかどうかが鍵だ。
記事の最後にある**「アチェルビとデ・フライへの関心」**は見逃せないポイントだ。 アル・ヒラルのシモーネ・インザーギ監督は、カンセロを放出する代わりに、かつての愛弟子であるCBたちをリヤドに連れて行きたがっている。 もしインテルがアチェルビ(またはデ・フライ)の譲渡をこの取引に絡めることができれば、カンセロの件でのアル・ヒラルの譲歩(給与負担)に対する「お返し」となり、話は一気にまとまる可能性がある。これは単なる補強ではなく、守備陣の若返りを含めた大型トレードの様相を呈している。
クラブ間の舞台設定は完璧に整った。 インテルが用意した「300万ユーロの小切手」を、カンセロが受け取るかどうか。
バルセロナへの未練を捨て、ミラノで再び輝く覚悟を決めた時、インテルの後半戦は一気に加速する。数日以内に下されるであろう彼の決断に、全インテリスタが固唾を呑んでいる。
記事タイトル: Inter Milan & Al-Hilal Agree Terms For Ex Man City & Barcelona Wingback
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/01/02/inter-al-hilal-cancelo-loan-deal-done/
公開日: 2026/1/2
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スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に、AI・IT技術やサイト運用ノウハウも発信しています。
最終更新: 2026年1月3日
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