4-4-2(ダイヤモンド)とは?特徴・長所と短所・有名なチーム
中盤の4人をひし形に組む4-4-2です。底のアンカーから頂点のトップ下まで縦に1本の軸が通り、2トップのすぐ後ろに司令塔を置けるのが魅力。その代わり、外の幅はサイドバックひとりに託されます。
中盤の4人をひし形に組む4-4-2です。底のアンカーから頂点のトップ下まで縦に1本の軸が通り、2トップのすぐ後ろに司令塔を置けるのが魅力。その代わり、外の幅はサイドバックひとりに託されます。
4バックの前にアンカーが1人。その斜め前に左右のインサイドハーフ、さらに前にトップ下が立ち、中盤がひし形を描きます。最前線は2トップで、4-1-2-1-2と書かれることもあります。
この陣形で戦術ボードを開く(無料)組み立ての起点はアンカーです。センターバックから受けて前を向き、インサイドハーフかトップ下へ縦に差し込みます。トップ下が相手のボランチの背中で受けた瞬間が勝負どころで、2トップの片方が足元に降り、もう片方が裏へ走れば中央はこじ開けられます。ひし形の外側には誰もいないので、サイドバックが高い位置まで出ていくのが前提です。
中央に4人が固まっているぶん、真ん中への縦パスはまず通させません。2トップとトップ下で相手のセンターバックとアンカーを見張り、ボールを外へ追い出します。問題はその先で、相手のサイドバックが持ち上がってきたら、インサイドハーフが斜め後ろから全力でスライドして挟みにいくことになります。この横移動が一歩遅れた瞬間、サイドに大きな空き地が生まれます。
イスタンブールでのチャンピオンズリーグ決勝では、ピルロをひし形の底、カカを2トップ(シェフチェンコとクレスポ)の後ろに置き、幅はカフーとマルディーニの両サイドバックが担いました。前半に3点を奪いましたが、リヴァプールに追いつかれ、PK戦で敗れています。
4-3-3や3-5-2と使い分けた形の一つがひし形で、マンチェスター・シティ戦などではスターリングを頂点に置きました。ジェラードを深い位置の司令塔に下げ、スアレスとスタリッジを前線に並べて優勝を争い、リーグ2位で終えています。
相手のサイドバックにボールを持たせて、こちらのインサイドハーフが寄せきるまでに何歩かかるかを動かして確かめてみてください。攻撃側に回ったら、両サイドバックを上げた瞬間に後ろに何人残っているかを数えると、この形の泣きどころがはっきり見えます。
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