
ニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)の時計が、ようやく動き始めた。FCインテルニュース(FCInterNews)によれば、インテル・ミラノ(Inter Milan)の29歳MFはセリエA(Serie A)直近4試合連続でゴールまたはアシストを記録し、年明け以降の停滞を完全に振り払った。10月以来のリーグ戦ゴールをローマ戦で決め、コモ戦ではテュラム(Marcus Thuram)の先制点をアシスト。代表ウィーク前にもエスポージト(Francesco Pio Esposito)への2アシストを記録しており、シーズン通算アシストは8に到達——自己最高の12アシスト(2021-22シーズン)が射程圏に入る勢いで、スクデット争いの最終盤にインテルの心臓が脈打ち始めている。
バレッラの今季は前半と後半で全く異なる表情を見せてきた。開幕から13節までは1得点5アシストと好調を維持していたが、年が明けてからは失速。直近14試合でアシスト4つのみと数字を落とし、W杯プレーオフではイタリア代表(Italy)の敗退を目の当たりにした。ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督がメディアの過剰批判を牽制するほど、風当たりは強まっていた。
しかし代表ウィーク明けから、バレッラは別人に変わった。フィオレンティーナ(Fiorentina)戦とアタランタ(Atalanta)戦でエスポージトに2アシストを供給し、ローマ(Roma)戦では10月以来のセリエAゴールを決め、コモ(Como)戦ではテュラムへの決定的なパスで逆転劇の起点を作った。4試合連続でゴールまたはアシストに直接関与するという、まさに「本来のバレッラ」が戻ってきた。
シーズン通算アシスト8は、自己最高の12アシスト(2021-22シーズン)まであと4。残り6試合でこのペースを維持すれば、キャリアベストの更新も十分に視野に入る。ハカン・チャルハノール(Hakan Calhanoglu)と並び、過去5年間インテルの中盤を支えてきた男が、最も重要な局面で存在感を取り戻した。
バレッラの復調が代表ウィーク明けの試合から始まっている点は見逃せない。ボスニア戦でのイタリアのW杯敗退、3大会連続の不出場という屈辱は、バレッラにとっても深い傷だったはずだ。しかし傷の深さが、逆にクラブでの覚醒を促した可能性がある。ラウタロ(Lautaro Martínez)が主導したロッカールームミーティングで「ページをめくれ」というメッセージが共有されたあと、バレッラは目に見える形で結果を出し始めた。代表で果たせなかった責任を、クラブのスクデットで取り返す——70キャップのベテランがそうした精神的な切り替えを実行できたことは、チーム全体にとっても大きなシグナルだった。
バレッラの直近4試合を個別に見ると、関与の質が多様であることに気づく。エスポージトへの2アシストはスルーパスとクロスという異なるタイプの配球、ローマ戦のゴールはミドルレンジからのシュート、コモ戦のテュラムへのアシストはカウンターの起点となるプレーだった。これは「たまたま数字がついた」のではなく、攻撃のあらゆる局面でバレッラが関与できる状態に戻ったことを意味する。年明け以降の停滞期には、ボールを持ってもセーフティなパスを選ぶ場面が増えていたが、ローマ戦以降はリスクを取る判断が戻っている。ラウタロが「楽しむことを学べ」と語った言葉が、バレッラのプレー選択にも影響を与えていると考えられる。
残り6試合で4アシストを積み上げれば自己最高更新となる。1試合あたり0.67アシストというペースは現実離れした数字ではないが、直近4試合のペース(4試合で3アシスト+1ゴール)をそのまま維持できるかは未知数だ。ただし、ラウタロとテュラムの2トップが同時に好調を維持し、エスポージトも控えから絡める状況であれば、バレッラの最終パスが得点に繋がる確率は自然と上がる。アシスト自己最高の更新とスクデット獲得が同じシーズンに重なれば、バレッラの2025-26は前半の苦しみを帳消しにするどころか、キャリアのハイライトのひとつとして記憶される。コンテ、インザーギに続き、キヴの下での3度目のスクデットという偉業も、同時に達成されることになる。
10月から沈黙していたバレッラが、4試合連続で数字を刻んでいる。W杯を逃した痛みをスクデットの歓喜に変える物語は、まだ書き終わっていない。残り6試合、インテルの心臓は止まらない。
記事タイトル: Stats Show Inter Milan & Italy Midfielder Has Got Back On Track After Rough Patch
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/04/14/stats-show-inter-milan-star-nicolo-barella-back-on-track/
公開日: 2026/4/14
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スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年4月14日
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