
明日のサン・シーロで、インテルは歴史を塗り替えられるか。ボードー/グリムトとのCLプレーオフ2ndレグを前に、フェデリコ・ディマルコが記者会見に臨んだ。相手への敬意を惜しまず、しかし「僕たちはインテルだ」という誇りも隠さない。2点差の逆転はクラブ史上例のない挑戦だが、この左サイドの男は「義務」という言葉を選んだ。レッチェ戦で2アシストを記録した背番号32が、1stレグの温存を経てスタメンに戻る見込みだ。
フェデリコ・ディマルコ(Federico Dimarco)が火曜日のUEFAチャンピオンズリーグ・プレーオフ2ndレグを前に記者会見に出席し、ボードー/グリムト(Bodo/Glimt)への評価や逆転への意気込みを語った。
ディマルコはボードー/グリムトの実力を率直に認めた。「セリエAに置き換えたら?しっかりしたイタリアのクラブレベルだ」と述べ、マンチェスター・シティやアトレティコ・マドリードを倒した実績はまぐれではないと強調。ノルウェーリーグ全体のレベル向上にも言及した。
一方で逆転への覚悟は明確だった。2点のビハインドを背負う以上、攻撃的な試合になることは避けられないが、1stレグでも痛い目に遭ったカウンターへの警戒も怠らない姿勢を見せた。「できるだけ早く差を覆す」ことを最優先に掲げつつ、「僕たちはインテル。全力を尽くす義務がある」と言い切った。
さらにディマルコはクリスティアン・キヴ(Cristian Chivu)監督との関係についても触れ、かつてのアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)と同様に多くのアドバイスを受けていると明かした。またフランチェスコ・ピオ・エスポージト(Francesco Pio Esposito)については「腹を立てるのが難しいくらいいい子」と人柄を称え、その成長は努力の賜物だと語った。
原文: "We have to try, we are Inter, we have the duty to give it our all. At home, it will take an Inter-level performance, like the one we've shown over the years."
訳: 「やるしかない。僕たちはインテルだ。全力を尽くす義務がある。ホームでは、これまで見せてきたようなインテルらしいパフォーマンスが必要だ」
原文: "A solid Italian team. They have good qualities; you don't beat City and Atletico by chance."
訳: 「しっかりしたイタリアのクラブレベルだ。良い資質を持っている。シティやアトレティコにまぐれで勝てるわけがない」
原文: "It's hard to get annoyed with him; he's as good as gold. He works really well, doesn't give up, and everything he's achieving is well deserved."
訳: 「あいつに腹を立てるのは難しい。本当にいい子なんだ。よく練習するし、諦めない。今の成功はすべて、本人にふさわしいものだ」
ディマルコが選んだ「義務(dovere)」という言葉は、単なるモチベーションスピーチではない。インテルというクラブの歴史とブランドに対する自覚の表れだ。CLのノックアウトステージで3点差以上を逆転した前例がないという事実を突きつけられてもなお、「やるしかない」と言い切る姿勢には、レッチェ戦で主力4人を欠きながら完封勝利を収めた直後のチームの自信が反映されている。キヴ監督の「24人全員がスターター」という哲学、ムヒタリアンの「家族だから」というロッカールームの空気——ここ数試合で積み上げてきたチームの結束が、ディマルコの言葉に凝縮されていると考えられる。
ディマルコが相手をセリエAのクラブレベルと評し、シティやアトレティコに勝った実力を認めたのは、リップサービスではなく1stレグで3失点を喫した経験に基づく実感だろう。同時に「カウンターに気をつけなければならない」と具体的な課題にも触れている点は注目に値する。キヴ監督も先日「ロストボールからの速攻」を警戒すべきと語っており、チーム全体で1stレグの反省が共有されていることがうかがえる。攻撃的に出ざるを得ない展開のなかでカウンターのリスクをどう管理するか——この矛盾を解くことが、明日の90分の核心になるはずだ。
ディマルコがキヴとの関係をコラロフに重ねたのは興味深い。コラロフはディマルコと同じ左サイドのスペシャリストであり、インテル在籍時にはベテランとしてディマルコの成長を支えた存在だった。キヴ監督もまた現役時代は左サイドバックを務めた経験があり、ディマルコのポジション特有の課題を肌感覚で理解できる指導者だ。この師弟関係がディマルコの今季のパフォーマンス安定に寄与していると考えるのは自然だろう。レッチェ戦の2アシストに象徴されるように、ディマルコは今季のインテルで最も安定した選手のひとりであり、そのバックボーンにキヴの存在があることが改めて浮き彫りになった。
「僕たちはインテルだ」。その一言に、明日の夜のすべてが詰まっている。歴史にない逆転を成し遂げるか、それとも2020-21シーズン以来のラウンド16敗退に終わるか。ディマルコの左足が、サン・シーロに奇跡を運ぶ夜になるか。
記事タイトル: Inter Milan Vs Bodo/Glimt – Italy Wingback Hails Norwegian Champs: “They Are Strong, We Have A Duty To Give It Our All”
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/02/23/inter-milan-bodo-glimt-dimarco-insists-we-have-duty/
公開日: 2026/2/23
※ この記事は引用元の情報を要約・翻訳し、独自の分析・感想を加えたものです(著作権法第32条に基づく引用)
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年2月23日
© 2025 nero15.dev. All rights reserved.