
インテルの中盤再建リストに、プレミアリーグから新たな名前が加わった。コリエレ・デロ・スポルトによると、バイエルンのゴレツカと並び、リヴァプールのカーティス・ジョーンズが夏の獲得候補に挙がっている。ジョーンズについては1月にもアプローチを試みたが拒否された経緯がある。さらにクラブ・ブルッヘで評価を高めるスタンコヴィッチにはアトレティコ・マドリードが食指を伸ばしているが、インテルは2300万ユーロの買い戻し条項を保持。カルボーニのACL断裂という暗いニュースの裏で、中盤改革の輪郭はますます鮮明になってきた。
コリエレ・デロ・スポルト(Corriere dello Sport)がFCInterNewsを通じて報じたところによると、インテルはレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)とカーティス・ジョーンズ(Curtis Jones)の2人を夏の中盤補強候補としてリストアップしている。
ゴレツカについてはすでに予備交渉が報じられており、バイエルン(Bayern Munich)との契約満了に伴うフリートランスファーが見込まれている。一方、24歳のジョーンズはリヴァプール(Liverpool)との契約が残り1年となるため、移籍金が大幅に抑えられる状況だ。インテルは1月の移籍市場でジョーンズの獲得を試みたが、リヴァプール側に拒否されていた。夏に再挑戦する構えだ。
記事はさらに2人の若手についても触れている。クラブ・ブルッヘ(Club Brugge)にローン中のアレクサンダル・スタンコヴィッチ(Aleksandar Stankovic)はベルギーで高い評価を受けており、アトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)が関心を示している。ただしインテルは7月1日から15日の間に行使可能な2300万ユーロの買い戻し条項を保有しており、主導権はインテル側にある。
バレンティン・カルボーニ(Valentin Carboni)については、先日報じた通りラシン・クラブで右膝のACLを断裂。2年連続の深刻な膝の負傷となり、長期離脱が確定している。
原文: "Goretzka will leave Bayern as a free agent, while Jones enters the final year of his Liverpool deal, reducing his cost significantly."
訳: 「ゴレツカはフリーエージェントとしてバイエルンを去り、ジョーンズはリヴァプールとの契約最終年に入るため、移籍金が大幅に下がる」
原文: "Inter already tried to sign Jones in January but had their efforts rebuffed by the Merseyside club."
訳: 「インテルは1月にもジョーンズの獲得を試みたが、マージーサイドのクラブに拒否された」
原文: "Aleksandar Stankovic continues to impress at Club Brugge, attracting Atletico Madrid's attention, but Inter hold a buy-back clause of €23 million exercisable between July 1st and 15th."
訳: 「スタンコヴィッチはクラブ・ブルッヘで好印象を与え続けており、アトレティコ・マドリードの関心を引いているが、インテルは7月1日から15日の間に行使可能な2300万ユーロの買い戻し条項を保有している」
インテルが1月にジョーンズの獲得を試みていたという事実は、今回の報道で初めて明かされた新情報だ。リヴァプールがシーズン途中の放出を拒否したのは当然だが、この接触自体がジョーンズ側に「インテルが本気で欲しがっている」というメッセージを伝える効果を持つ。契約残り1年で夏を迎えるジョーンズにとって、選択肢のひとつにインテルが確実に存在するという認識が生まれたはずだ。24歳という年齢はオークツリーの若返り路線に完璧に合致し、リヴァプールでの実績はセリエAへの即戦力適応を期待させる。ゴレツカが「経験とフィジカル」の補強なら、ジョーンズは「若さとダイナミズム」の補強として異なるレイヤーを埋める存在だ。
前回の報道ではスタンコヴィッチの加入が「確定に近い」と伝えられていたが、今回アトレティコ・マドリードが関心を示しているという新たな要素が加わった。しかしインテルが保持する2300万ユーロの買い戻し条項は、7月1日から15日というわずか2週間の行使期間が設定されている。この期間にインテルが条項を発動すれば、アトレティコがどれだけ高額な条件を提示してもスタンコヴィッチを連れ戻すことができる。問題は、2300万ユーロという金額がマヌ・コネの5000万ユーロやタプソバの4000万ユーロと同じ夏の予算枠から捻出される点だ。インテルが全ての補強を同時に実現するのは予算的に非現実的であり、優先順位の明確化が急務と考えられる。
カルボーニのACL断裂は、インテルの中盤再建計画にも間接的な影響を与える。カルボーニは攻撃的MFとしての復帰が見込まれていた選手であり、来季の戦力としてカウントできなくなったことで、その分の穴を外部補強で埋める必要性が高まった。ゴレツカ、ジョーンズ、マヌ・コネ、スタンコヴィッチ——4人の名前が中盤の候補として並ぶなか、ムヒタリアンの退団、チャルハノールとフラッテージの不透明な去就、そしてカルボーニの長期離脱という「出ていく側」の要素が積み重なっている。中盤のスカッドが一気に薄くなるリスクに対して、インテルは複数の補強を同時に成立させなければならない。守備陣の3人同時退団と並ぶ、今夏のもうひとつの大きな課題だ。
ゴレツカのフリー移籍、ジョーンズの値下がり、スタンコヴィッチの買い戻し。インテルの中盤再建には、それぞれ異なるルートの案件が並走している。カルボーニの悲報が影を落とすなかでも、フロントの手は止まらない。この夏、サン・シーロの中盤は今とはまったく異なる顔ぶれに生まれ変わるかもしれない。
記事タイトル: Inter Milan Eye Bayern Munich & Liverpool Stars For Summer Midfield Overhaul
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/02/28/inter-monitor-bayern-liverpool-goretzka-jones/
公開日: 2026/2/28
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スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年2月28日
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