
長きにわたる交渉がついに結実しようとしている。インテルとハイドゥク・スプリトは、クロアチアの至宝ブラニミル・ムラチッチの移籍条件で合意に達した。しかし、サインまでには最後の、そして最も繊細なハードルが残されている。それは、選手のキャリアを慎重に見守る「家族」からの承認を得ることだ。
クロアチアメディア『Germanijak』(FCInterNews経由)によると、インテルはハイドゥク・スプリトとの間で、18歳のDFブラニミル・ムラチッチ(Branimir Mlacic)の移籍に関する合意を取り付けた。 ジュゼッペ・マロッタ会長が1月の移籍市場開始当初からリストアップしていたこの神童に対し、インテルは具体的な獲得手順を踏み、ついにクラブ間のハードルをクリアした。 しかし、移籍を完了させるためには、まだ最終的な承認(Greenlight)を出していない選手の家族を説得しなければならない。
重要ポイントまとめ
合意内容
移籍金:約550万ユーロ(約8.8億円)。
付帯条件:今シーズン終了までハイドゥク・スプリトにローンで残留(Rent-back)させる。これにより、即座にイタリアへ連れて行くのではなく、母国での成長を優先させる姿勢を示す。
現状のステータス
ハイドゥク側:インテルの提案を受け入れた(Accepted)。
選手側(家族):まだ最終的な承認を与えていない。イタリア行きが本人の最善の利益になるかどうかを慎重に見極めている。
インテルのミッション
ムラチッチ陣営(特に家族)に対し、この移籍プランが彼にとってベストであることを納得させる必要がある。交渉は現在も継続中(Talks are ongoing)。
"Inter have agreed to pay around €5.5 million... Moreover, they’re ready to let Mlacic stay in Split on loan until the end of the season to sweeten the deal. Although Hajduk have already accepted Inter’s proposal, the player’s family is yet to give their final approval." (日本語訳) 「インテルは約550万ユーロを支払うことで合意した……。さらに、取引を魅力的なものにするため、今シーズン終了までムラチッチをローンでスプリトに残す準備もできている。ハイドゥクはすでにインテルの提案を受け入れたが、選手の家族はいまだ最終的な承認を与えていない」
前回の報道にあった「500万ユーロ前後+ローン」という条件が、より具体的な「550万ユーロ」という数字で固まった。 これはハイドゥクにとっては断りづらい金額であり、即座に手放すわけではない(半年残る)という条件も、サポーターや現場への配慮として完璧だ。クラブ間交渉において、インテルはやるべきことをすべてやったと言える。
未成年の選手や若手選手の移籍において、家族の意向が決定打になることは珍しくない(かつてのラビオやサマルジッチの例を見るまでもなく)。 家族が懸念しているのは、おそらく「出場機会」や「環境への適応」だろう。インテルが提示した「半年間のローンバック」は、まさにその不安を解消するための策だが、それでも家族が首を縦に振らないのであれば、ドイツなど他国への移籍を望んでいる可能性もある。
すでにヤキロヴィッチ(ディナモ)を確保したインテルにとって、ムラチッチ獲得はクロアチア市場における完全勝利を意味する。 マロッタとアウジリオは、家族を安心させるためにどのようなプレゼンを行うのか。サネッティ副会長のようなレジェンドを投入して、「インテル・ファミリー」の温かさをアピールするのも一つの手かもしれない。
外堀は埋まった。あとは本丸である「家族」の心を掴むだけだ。550万ユーロの巨額投資と、丁寧な育成プラン。インテルの誠意は届くのか。ムラチッチ家の決断が、この冬のメルカートの締めくくりとなる。
記事タイトル: Report – Inter Milan Must Convince Teenager’s Family As Terms Agreed With Hajduk Split
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/01/26/inter-milan-must-convince-mlacic-family-terms-agreed-hajduk/
公開日: 2026/1/26
※ この記事は引用元の情報を要約・翻訳し、独自の分析・感想を加えたものです(著作権法第32条に基づく引用)
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年1月26日
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