
インテル・ミラノ(Inter Milan)の中盤補強リストが、さらに拡大している。ジャンルカ・ディ・マルツィオ(Gianluca Di Marzio)によれば、ネラッズーリはベンフィカ(Benfica)のコロンビア代表MFリチャルド・リオス(Richard Rios)への関心を再び強めている。昨夏の争奪戦でベンフィカに先を越された25歳に、もう一度手を伸ばす——ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が売却を容認する姿勢を見せていることが、1年越しのリベンジを現実味のあるものにしている。
リオスとインテルの縁は昨夏に遡る。インテルはパルメイラス(Palmeiras)時代のリオスの獲得を試みたが、ベンフィカが2700万ユーロを投じて先に契約をまとめた。しかしエスタディオ・ダ・ルス(Estadio da Luz)での1年目は順調とは言いがたかった。今季40試合に出場しているものの、モウリーニョのシステムに完全にはフィットできておらず、監督自身が夏の売却に前向きだと報じられている。
インテルにとってのコネ(Manu Kone)は引き続き中盤補強の最優先ターゲットだ。ローマ(Roma)のガスペリーニ(Gian Piero Gasperini)監督が売却を容認し、サンチョ(Jadon Sancho)獲得のための人件費捻出という背景も追い風になっている。しかしローマの4000万ユーロという要求額は依然として高く、交渉がまとまる保証はない。
リオスの浮上は、コネの交渉が決裂した場合の代替案であると同時に、コネと並行して2枚目のMFを確保する選択肢でもある。フラッテージ(Davide Frattesi)の退団、ムヒタリアン(Henrikh Mkhitaryan)の契約満了に加え、チャルハノール(Hakan Calhanoglu)の延長交渉も最終決着には至っていない。中盤2枚以上の補強が必要な状況は変わっていない。
ただしインテルだけがリオスを追っているわけではない。ナポリ(Napoli)も最大3000万ユーロの投資を検討しており、セリエA(Serie A)2クラブによる争奪戦の様相を呈し始めている。
※本記事には直接引用可能な発言は含まれていない。
インテルの中盤が最大3枚同時に入れ替わる可能性がある以上、コネ1人で全てを補えないことは明白だ。リオスの名前が出てきたのは、コネの「代替」ではなく「併存」の可能性を含んでいると考えられる。コネが推進力とボール奪取で中盤にダイナミズムを加えるタイプであるのに対し、リオスはパルメイラス時代にテクニカルなプレーメーカーとしての評価を高めた選手だ。チャルハノールが残留する場合はコネとリオスの両獲りは過剰になるが、チャルハノールが去る場合は異なるタイプのMFを2枚確保する戦略に合理性がある。ホイビュア(Pierre Emile Hojbjerg)、ケイタ(Mandela Keita)、ペローネ(Maximo Perrone)と候補が乱立するなかで、最終的にどの組み合わせを選ぶかは、チャルハノールの延長交渉の結果次第だろう。
リオスがベンフィカで40試合に出場しながらも「フィットしていない」と評価されている点は、慎重に見極める必要がある。モウリーニョのシステムに合わなかったからといって、キヴ(Cristian Chivu)のシステムに合う保証はない。ただし、モウリーニョの戦術的要求は独特であり、他の監督の下では異なるパフォーマンスを発揮する選手は過去にも多い。リオスがパルメイラスで見せたプレーの質をインテルのスカウティング部門が高く評価し続けているのであれば、ベンフィカでの1年をもって才能を否定するのは早計だ。ベンフィカが2700万ユーロで獲得した選手を1年で売却するなら、価格は下がる可能性が高い。2000万〜2500万ユーロ程度で獲得できれば、コネの4000万ユーロに比べてリスクとリターンのバランスは悪くない。
ナポリが3000万ユーロの予算を持って参入しているという事実は、インテルにとって二重の意味を持つ。まずベンフィカの交渉力が強まり、値引きが難しくなる。次に、スクデット争いのライバルに中盤の戦力を渡すリスクが生じる。昨夏ペッレグリーニ(Lorenzo Pellegrini)の争奪戦でも触れたように、「自分が獲る理由」と「相手に獲らせない理由」の両方が存在する案件だ。ナポリは現在インテルに7ポイント差で2位につけており、来季のタイトル争いでも直接的なライバルになる。リオスがナポリに行けば、アントニオ・コンテ(Antonio Conte)の手元にダイナミックなMFが加わることになり、セリエAの勢力図に影響を与えかねない。インテルが最終的にリオスを選ぶかどうかは、コネの交渉進捗とナポリの出方に連動して決まるだろう。
昨夏ベンフィカに奪われた男に、インテルが1年越しのラブコールを送る。モウリーニョの下で輝けなかった25歳が、キヴのサン・シーロで再起できるか。ナポリとの争いも含め、リオスの行き先はインテルの中盤再建の最後のピースを決める鍵になるかもしれない。
記事タイトル: Report – Inter Milan To Reignite Interest In Benfica Midfielder Despite Manu Kone Pursuit
出典元記事URL: https://sempreinter.com/2026/04/09/inter-milan-reignite-interest-benfica-star-richard-rios/
公開日: 2026/4/9
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スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年4月9日
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