
インテルが次の左サイドの人材を探している。浮上したのはレンヌのカメルーン人、マハマドゥ・ナギダだ。2005年生まれのこの左サイドバックにはポルトも関心を寄せるが、肝心のレンヌは放出に応じる気配を見せていない。昨夏には提示された500万ユーロを退けた過去もある。若き原石をめぐる争奪戦は、静かに幕を開けたばかりだ。
TuttoMercatoWEBとInternews24は2026年10月15日、アフリカのサッカーを扱うAfricafootの報道を引き、インテルがレンヌ(Rennes)のマハマドゥ・ナギダ(Mahamadou Nagida)を注視していると伝えた。カメルーン出身の左サイドバックで、2005年生まれ。今季のリーグ・アンでは好調な滑り出しを見せているという。
ただし、動きはまだ観察の段階だ。インテルもポルトも正式なオファーは出しておらず、進んだ交渉もない。TuttoMercatoWEBの見出しは「オファーなし、ブルターニュのクラブは売りたくない」とレンヌの姿勢を要約する。Internews24によれば、レンヌは選手を将来性のある存在と見なし、手放すなら相応の対価を求める構えだ。昨夏にはベシクタシュ(Beşiktaş)からの500万ユーロのオファーを不十分として拒否したとされる。
TuttoMercatoWEBによれば、契約は2029年6月まで。育成元はカメルーンのEFBCだ。出場試合数や得点などの詳細な数字は、いずれの元記事にも記載されていない。
原文: "il Rennes avrebbe già respinto un'offerta da 5 milioni di euro del Besiktas, ritenendola insufficiente"
訳: 「レンヌはすでにベシクタシュの500万ユーロのオファーを、不十分として退けたとされる」
※Internews24の記事から。
拒否された500万ユーロは、昨夏の金額だ。1年を経て今季も好調と伝えられる以上、レンヌの要求は上がっている可能性が高いと考えられる。インテルやポルトが動く場合は、それを上回る投資が必要になるというのがInternews24の見立てだ。若手に投資して価値を高める発想はインテルの編成にも合うが、具体的な予算感は元記事では明かされていない。ポルトという競合の存在も、価格を押し上げる要因になり得ると考えられる。
左ではフェデリコ・ディマルコとカルロス・アウグストが競い合う構図だ。17日のボローニャ戦では、スカイ・スポーツの採点でディマルコが5.5、途中出場のカルロス・アウグストが7.5だった。この対比が、層の厚さと世代交代の両方を意識させる材料になるのは確かだ。ナギダが加われば競争は一段と厳しくなるが、守備位置としてどう使うかは元記事で触れられておらず、断定は避けたい。ウイングバックとして左を担う場合、攻撃力と守備の両立が問われるため、実際の適性は映像やデータでの確認が欠かせないだろう。
インテルは近年、将来の主力候補を早い段階で押さえる動きを見せてきた。ナギダのような2005年生まれの獲得は、その延長線上の発想と推察できる。カメルーンとインテルといえばサミュエル・エトーが思い浮かぶが、これは筆者の過去知識による連想であり、今回の報道とは別物だ。いずれにせよ、今回は噂の初期段階で、公式な動きが出るまでは様子見が妥当と言える。評価は今後の続報を待ちたい。長期視点の補強か即戦力かでも、狙いは大きく変わるはずだ。
ポルトも絡む若手争奪戦は、まだ噂の入口に立ったばかりだ。レンヌの強気な姿勢が崩れなければ、話は進まない。売り渋るレンヌを前に、インテルは次の左サイドを今から買いに動くのだろうか。
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年10月18日
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