
W杯の舞台でアルゼンチンが薄氷を踏んだ。カーボベルデとのラウンド32は延長120分の消耗戦となり、決着はロメロが111分に叩き込んだヘディング。3-2の辛勝でベスト16に滑り込んだ。[[インテル・ミラノ]]の主将[[ラウタロ・マルティネス]]は先発したものの63分で交代し、この日もゴールはなし。それでも指揮官の信頼は揺らがない。中1日で迎える今夜のエジプト戦、アトランタで問われるのは10番の真価。
アルゼンチン代表は、W杯2026のラウンド32でカーボベルデと対戦し、延長戦の末に3-2で勝利した。120分に及んだ試合を決めたのは、111分のロメロのヘディング弾。格下相手に大苦戦を強いられたものの、アルビセレステはベスト16へと駒を進めた。インテル公式サイトもこの結果を伝えている。
ラウタロ・マルティネスはメッシと共に先発したが、63分でフリアン・アルバレスと交代しピッチを後にした。得点はなく、決定的な仕事を残せないままの交代となった。それでも大会を通じて先発の座は守られており、アルゼンチンは「9番」としてのラウタロを信頼し続けている。
次戦はベスト16のエジプト戦。現地時間7月7日火曜、アトランタのメルセデス・ベンツ・スタジアムで18時キックオフが予定されている。
63分での交代、そしてゴールなし。数字だけを見ればラウタロにとって物足りない一戦だったことは否めない。ただし、延長までもつれる消耗戦において主力FWを早めに下げるのは、トーナメントを見据えた交代策の定石でもあり、コンディション面の問題を示すものとは限らないと考えられる。重要なのは、大会を通じてアルゼンチンがラウタロを先発の9番として使い続けている事実だ。得点が出ていない中でも序列が動かないのは、前線の起点として守備の第一波としての貢献が評価されているためと推察する。
クラブ視点で見れば、主将の大会が長引くほど新シーズンの準備への影響は大きくなる。アルゼンチンが勝ち進めば、ラウタロの休暇と[[クリスティアン・キブ]]の始動キャンプ合流はさらに後ろ倒しになる。もっとも、これはW杯イヤーの宿命であり、主将が世界の頂点を争うこと自体はクラブのブランドにとって計り知れない価値を持つ。今夜のエジプト戦は、ネラッズーリのファンにとっても複雑な感情で見守る一戦になるだろうと考えられる。
カーボベルデ戦の辛勝は、アルゼンチンの攻撃陣が抱える停滞を露呈した。だからこそ、次のエジプト戦はラウタロにとって沈黙を破る絶好の機会になり得る。トーナメントが深まるほどマークは厳しくなるが、一発勝負の緊張感はエリア内のストライカーに劇的な瞬間をもたらすものだ。インテルの10番がW杯の大舞台で爆発すれば、その勢いは2026-27シーズンのネラッズーリにもそのまま持ち込まれるはずである。
延長120分の死闘を越え、アルゼンチンはまだ生きている。だが主将のゴールは依然として封印されたままだ。今夜のアトランタで、エル・トロの咆哮は聞けるのか。ミラノから見守る目は、いつになく熱い。
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年7月7日
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