
水曜夜、ミラノから遠く離れたラグーナの街で、数字の話が一つ動く。コッリエレ・デロ・スポルト紙によれば、インテルがヴェネツィア(Venezia)に勝てば、勝ち点は25に達する。勝利が3ポイントになってからの最高記録だという。
現地時間18時30分、ペンツォ競技場でヴェネツィア対インテルのセリエA第9節が始まる。クリスティアン・キブ(Cristian Chivu)のインテルは開幕8節で7勝1分け、勝ち点22を積んだ。コッリエレ紙はこれを2017-18シーズン以来の水準と位置づけている。
同紙の表現を借りれば、勝てば25点で「3ポイント制の時代における絶対的な記録」になる。ここ3回のスクデット獲得シーズンの滑り出しも上回るという。
比較の軸として挙がっているのが、前のシーズンだ。8節を終えた時点の勝ち点は15で、3敗を喫していた。今季はそこから7点積み上がっている。
| 8節終了時点 | |
|---|---|
| 昨季 | 勝ち点15、3敗 |
| 今季 | 勝ち点22、7勝1分け |
3敗が0敗になり、勝ち点が7増えた。数字だけを見れば、開幕の入り方は別のチームのものだ。
もう一つの文脈が首位争いだ。FC Inter 1908の紹介によれば、ラツィオ(Lazio)が先に勝ち、コッリエレ紙は「ラツィオが加速した。今度はインテルが応える番だ」と書いた。L'Interistaによると、ラツィオはサッスオーロ(Sassuolo)に敵地で6-2と大勝している。
原文:"La Lazio ha sgasato e ora tocca all'Inter rispondere"
訳:「ラツィオが加速した。今度はインテルが応える番だ」
記事は、スクデット候補とされるクラブのうち、このペースについてこられているのはラツィオだけだと見ている。ヴェネツィアは最下位で勝ち点3。コッリエレ紙も、力関係では「勝負にならないはず」と書く。
ただし、今季のインテルは楽な相手に楽に勝ってきたチームではない。別稿でコッリエレ紙は、前半のうちに決着がついたのはパルマ戦だけだと指摘している。記録がかかる夜は、記録の話を知らない顔で、まず前半を取りにいけるかどうかが試される。
3日後にはミラノ・ダービーが控える。ヴェネツィアで25点に乗せ、気持ちよく土曜を迎えられるか。それとも、数字に引っ張られて足元をすくわれるか。
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年10月28日
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