
AI Assisted
この記事は筆者の実装経験をもとに実装コードをベースで執筆し、AIによる校閲・推敲を経て公開しています。
1日目のインストールから始まり、ロジック実装、アプリ化、そしてWebサイトへの埋め込みまで。 怒涛の勢いで進めてきましたが、今日で**「テトリス編」**は一区切りとなります。
今回は、完成した成果物を共有しつつ、Webエクスポート時に生成されたファイルたちが何をしているのか?という「技術の裏側」を整理して、次のステップへの足がかりにします。
今回の「テトリス編」で作成したプロジェクトの全貌を公開します。 これからGodotを始める方の参考になれば幸いです。
実際にNext.js製のサイト上で動作している様子はこちらから遊べます。 PCの矢印キーで操作可能です。
GDScriptのロジックやプロジェクト設定など、すべてのソースコードをリポジトリで公開しています。 「あの時の実装、どうやるんだっけ?」と迷った時のカンニングペーパーとしてどうぞ。
8日目にWeb用書き出しを行いましたが、生成されたファイルたちが具体的に何をしているのか気になりませんか? サーバーにアップロードされた実際のファイル構成を見ながら、それぞれの役割を解説します。
今回のプロジェクトで書き出されたファイル群です。
public/games/mytetris/
├── godot-tetris-practice.html ................... ゲームを表示するWebページ(器)
├── godot-tetris-practice.js ..................... エンジンとブラウザをつなぐ(翻訳者)
├── godot-tetris-practice.wasm ................... Godotエンジン本体+ゲームデータ(脳)
├── godot-tetris-practice.audio.worklet.js ....... 音声処理用スクリプト
├── godot-tetris-practice.audio.position.worklet.js 位置情報付き音声処理用
├── godot-tetris-practice.icon.png ............... ブラウザタブ用アイコン
├── godot-tetris-practice.apple-touch-icon.png ... スマホホーム画面用アイコン
└── godot-tetris-practice.png .................... 起動時のロゴ画像など
これらは、ブラウザ上でゲームエンジンを動かすための**「必要最小限のパーツセット」**です。
.html(器)ゲームを表示するためのWebページそのものです。
中身はシンプルで、ゲームを描画する「キャンバス(<canvas>)」と、エンジンを起動するスクリプトを読み込むための記述があるだけです。
Next.jsに埋め込む際、<iframe> で呼び出したのはこのファイルです。
.js(翻訳者)グルーコード(Glue Code) と呼ばれる重要なJavaScriptファイルです。 ブラウザ(JavaScript)と、Godotエンジン(WebAssembly)の間を取り持ちます。
これがないと、ブラウザとGodotは会話ができません。
.wasm(脳みそ・本体)これがGodotエンジンそのものです。 「WebAssembly(ウェブ・アセンブリ)」という、ブラウザ上で高速に動くバイナリ形式のファイルです。
物理演算、描画処理、GDScriptの解析機能などがここに凝縮されています。 ※今回の設定では、作成した画像やスクリプトなどの「ゲームデータ(PCK)」も、このファイルの中に一緒に埋め込まれています。
豆知識: 8日目に設定した
SharedArrayBuffer(COOP/COEPヘッダー) は、このWasmファイルが並列処理で効率よく動くために必要でした。
.audio.worklet.js(音響スタッフ)これらは Godot 4ならではのファイル です。 「Audio Worklet」というWeb技術を使い、ブラウザのメイン処理とは別の場所(スレッド)で音声を処理するために生成されます。 これがあるおかげで、ゲームの処理が重くなってもBGMがプツプツ途切れたりせず、スムーズに再生されるのです。
この9日間で、私たちはゼロからゲームを作り上げ、世界に公開するところまで走り抜けました。
これらはテトリスに限らず、どんなゲームを作る上でも欠かせない**「基礎体力」**になります。
しかし、Godotのポテンシャルはこんなものではありません。 物理演算をフル活用したアクション、派手なパーティクル、アニメーション、3D空間...まだ触れていない機能が山ほどあります。
「テトリス編」はこれにてクリア。 装備を整えて、次はさらに新しいジャンルのゲーム開発へ向かいましょう。
To Be Continued...
スポーツ×ITの会社でバックエンドエンジニア兼マネージャーとして勤務。インテル関連の情報を中心に発信しています。
最終更新: 2026年1月22日
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