イタリアサッカー界を揺るがす審判捜査の輪郭が、ようやく見え始めた。ガゼッタ・デッロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)、コリエーレ・デッロ・スポルト(Corriere dello Sport)、トゥットスポルト(Tuttosport)の3紙が一斉に報じた続報によれば、検察は「クラブや選手は捜査対象に含まれていない」「インテル・ミラノ(Inter Milan)は関与していない」と明言した。捜査の焦点は「審判の世界」に限定され、2024-25シーズンのセリエA(Serie A)5試合が精査対象に。ジャンルカ・ロッキ(Gianluca Rocchi)ら5人の審判関係者が捜査対象となり、後任にはダミアーノ・トンマージ(Damiano Tommasi)が暫定で就任した。
マルクス・テュラム(Marcus Thuram)の物語は、今季ほど劇的な起伏を描いたシーズンはない。ガゼッタ・デッロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)によれば、インテル・ミラノ(Inter Milan)はテュラムを「売却不可(Not for Sale)」のカテゴリーに正式に格上げした。2カ月間セリエA(Serie A)無得点、6500万ユーロでの売却方針、ニューカッスル(Newcastle United)の関心——そこから3月の代表ウィーク明けに覚醒し、ローマ戦のマン・オブ・ザ・マッチ、コモ戦の逆転2得点、カリアリ戦の先制点と5試合で5得点。「売却決定」から「売却不可」への180度転換は、わずか1カ月で起きた。